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山陰・九州・四国ツー2009 ブログトップ
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農商通利 [山陰・九州・四国ツー2009]

日本三景の一つ、天橋立。
高校時代に宮島へ、20代半ばの三陸ツーリングで松島を訪れているので
残るは天橋立だけでした。

前夜11時に東名に入り大渋滞をすり抜けながら宮津に到着したのが午後2時。


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途中で琵琶湖に寄り道したり

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お寺を見たり(国宝 名通寺)


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滝を見たり (100名瀑 金引の滝) して


しかもパンク騒ぎなども有って、かなり到着が遅くなりました。

宮津周辺はかなり渋滞しており、道幅が狭い分、すり抜けもままなら
ない状況でした。

とりあえず観光客があまり来ない丹後半島の対岸にツーリングマップルによると
天橋立の絶景ポイントがあると書いてあるので探してみます。
運動公園のある山の上だと思い探すもののそれらしい絶景ポイントが見つかり
ません。

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運動公園はこのトンネルを抜けた先ですが、そちらに出ると方角的に
天橋立は見えないはずです。
ところでこのトンネル立派な扁額があり、それもナントカ隧道とかでは
無くて「利通商農」と書かれています。

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右読みなのか左読みなのかも定かではありませんが、これがトンネルの
名前なのでしょうか?
気になって検索しても答えは見つかりませんでした。


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途中で見える天橋立。
とても絶景ポイントとは言えませんね。

結局どこだったか分からずに、有名な天橋立ビューランドも笠松公園も
大混雑にめげて行きませんでした。
空気も霞がかかったみたいで写真を撮るにもコンディションが悪いし
もう眠くて仕方なかったし、早くキャンプ場で横になりたかったもので(笑)

キャンプ場があまりに山の上でびっくりしましたけどね。

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キャンプ場に行く途中の集落の棚田がきれいでした。


天橋立はいずれ落ち着いた時期にリベンジに来ます。

 


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七類湾 [山陰・九州・四国ツー2009]

境港から日本海に出ると隠岐へのフェリーが発着する七類港に出ます。

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穏やかな海でのんびり釣りを楽しむ人達。
でも全然釣れてなかったですね。

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まさに天然の良港ですね。
鏡のようなという表現が誇張では無いようなベタナギの海面。

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湾の奥にフェリーターミナルがあります。

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面白い形の建物です。
メテオプラザというそうですが、隅田川のほとりに建つ黄金のう×こを
連想しちゃいました。
中には近くに落ちた隕石も展示してあるそうです。

壱岐はいつか行ってみたい島です。
100名瀑の壇鏡の滝もあるんですよね。

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もう少し西へ進むと須々海海岸で「鬼の洗濯岩」のような光景が
見られます。

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島根原発の周囲は厳重なフェンスで囲われていて、ちょっと
ものものしい雰囲気。

国道を外れ海岸線の県道をしばらく走りましたが、実に海岸線が
変化に富んで楽しいひと時でした。
こういう場所を走るとバイクっていいなあと改めて実感します。

 

 


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猛者 [山陰・九州・四国ツー2009]

鳥取といえば砂丘、というかそれしかイメージが湧かないのが正直なところ。

そんな砂丘は砂像フェスティバル開催中とあってかなりの混雑で、交通規制
があったり、渋滞があったりで、いっそパスしてしまおうかと思ったのですが
もう夕方でもあるし、砂丘脇の無料キャンプ場を偵察がてら、すり抜けながら
砂丘の駐車場に到着。

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さすがに日本一の砂丘。
砂漠とまではいかなくてもスケールは壮大です。
浜岡大砂丘の砂よりも締まっていて意外と歩きやすかったですね。
これなら砂像も作りやすいのかもと納得です。

でキャンプ場は大混雑!

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半ば後悔しながらも一番奥の多少は静かな場所に設営しました。

やっぱり砂丘は朝でしょう。
早起きして砂丘を散策しました。

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朝の砂丘は静かでいいですねえ。

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あれ!

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砂丘にテント張ってるよ。
やってみたくても流石にできないよなあ。
猛者がいるものだ。
砂漠でビバーク気分が味わえたのだろうなぁ。

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やっぱり立ち寄って正解でした。
一度は行くべきところですね。
一度で十分かもしれないけど(笑)

 


 

 


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ホルンフェルス [山陰・九州・四国ツー2009]

黒色と淡灰色の白色のストライプが美しい光彩を放つ「ホルンフェルス大断層」は
島根県から山口県に入ってすぐの須佐湾の外側にあります。

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駐車場に掲示してある説明文


遊歩道を10分くらい下って海岸に出ると面白い形の岩場が現れます。

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巨大なテーブルの様です。

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綺麗な縞模様の断面

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まったく予備知識無く見ましたけれど一見の価値ありだと思います。
山陰の海岸線は特徴ある地質が多いいですね。

 


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本州最西端 [山陰・九州・四国ツー2009]

今回のツーリングのメインテーマの一つが本州4端制覇の完成です。
1977年に最南端の潮岬、翌1978年に最東端のとどケ崎を訪れてから
中断し、再開した2002年に最北端の大間崎を訪れて、残るは最西端の
毘沙ノ鼻となっていました。

本土四端はすでに2005年の九州ツーで最西端(神崎鼻)・最南端
(佐多岬)を、その年の秋に北海道を訪れて最東端(納沙布岬)を、
翌年の道北ツーで最北端(宗谷岬)を訪れているので、本州四端の
方が遥かに時間がかかってしまいました。

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毘沙ノ鼻は他の3か所と違ってそこに灯台が有るわけでもなく(灯台の
モニュメントはありましたけど)、以前はごみ処理施設の中で、そこに
入ることすら難しい場所でしたが、最近は観光スポットにしようと整備が
進んでいるようで、小さな公園のようになっていました。

到達は5月6日10時58分。
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32年かけての本州四端制覇でした。
この旅で唯一の自分撮り。

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でもカップルで来た方が楽しいよね。
一人旅はこういう時に一抹の寂しさを感じるんだ。

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岬の沖合には島が浮かんでいます。

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北側の海岸線

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南側の海岸線はごみ処理施設があってちょっと興ざめ

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到達証明書を発行してくれるらしいが自分はそういうのは興味なし。
到達した事を一番判っているのは自分なんだから、他人にそれを
証明してもらう必要がどこにある?しかも立ち会ってもいない人間に!
と思っちゃうんだよね。

 


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山の端に沈みゆく夕陽を愛でながら [山陰・九州・四国ツー2009]

順不同にツーリング中の出来事を記事にしていくシリーズです。 

 

天ケ瀬温泉の一夜の宿。
暖かいもてなしに旅の疲れが一気に癒えましたが、癒しを倍加したのが
これ!

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窓から眺める夕日が刻々と山際に沈んでいきます。

 

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この旅で初めて美しい夕陽を見ることができました。
刻々と空の色が変わる一刻は至玉の時間です。

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空がますます茜色に染まり太陽は山の向こうの雲に隠れ始めました。

 

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まるで水平線に沈むように綺麗にその形を変えていきます。

 

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ここから一瞬で夕日はその光を消してしまいます。
圧巻のショータイムでした。

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黒米を入れた麦焼酎をお湯割りにすると鮮やかな紫色になるんですね。
その焼酎を飲みながらの夕陽。
酒が旨くならないわけがない(笑)

 

 


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ほんでの [山陰・九州・四国ツー2009]

まあ、わかる人だけわかる書き出しですが(笑)
今頃になって「うどラジ」にはまってポッドキャストで全回ダウンロードして
聴いている昨今です。
いつも面白い記事を読めると思うなよ(爆)

しばらくはGWツーの話題を思い出しつつ続けていこうと思っています。

九州に上陸してまず目指したのは部埼灯台。
門司港の一角にあるのですがナビでは探せず、ツーマプでもアクセス路は
はっきりわからず。
とりあえず海岸沿いの道を近くまで行くが案内看板らしきものは何も無し。
普通は何か標識があるもんなんですが、まったく観光資源にはなっていない
事がはっきりします。

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港の桟橋の先は立ち入り禁止なので、これより奥だと近づけません。
近くの堤防では地元の釣り人が大勢いますが釣果はさっぱりのよう。
キャンプ場で握った塩むすびを水で流し込みながら、ふと振り返ると

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おおー!あった!!

来る時は死角になって見えませんでした。
でもどこから上がるんだ?

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どうやらこの階段を上がるようですが何の標識もありません。
普通、なんか案内があるでしょう?

疑心暗鬼で登って行くと

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正解でした。
円形の台座に乗ったエレガントな灯台です。

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対岸に見えるのは山口県。
目の前は周防灘で左に関門海峡を望む海上交通の要所です。
こうやって見ると、この灯台の重要性が良くわかります。
江戸時代から篝火が焚かれ、明治5年には灯台が完成しています。

歴史的重要性を考えると、今まで見てきた灯台の中でも一番放置
されている感が強いですが、それだけに観光客とは無縁で素晴らしい
灯台をひと時独り占めできる喜びに浸っていました。

またこの時は良い風が吹いていて、まさに岬の風を感じて、オレって
今、旅してるなあ・・・と悦に行った瞬間でした。


 

 


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割引効果 [山陰・九州・四国ツー2009]

そういうわけで、毎日の更新が続くと今月一杯は毎日更新を続けようかな、
なんて考えたりして(笑)

ETC休日割引の実施がツーリングの後押しをしたのは紛れもない事実で
普通九州まで自走で行こうなんて考えませんよ、疲れるし。

当初は大阪から九州まではフェリー利用を前提に考えていたのですが
高速走り放題に目がくらみ、それならついでに山陰を周ってから九州入り
して、ついでに安くなった本四架橋のいずれかを使って四国経由で帰って
こよう、となった訳です。

さて高速代はどの程度安くなったのでしょう?
ちょっと集計してみました。

もっとも割引効果が高かったのは大阪からの帰りで、大阪市内から
阪神高速・名神・新名神・伊勢湾岸・東名阪・東名・保土ヶ谷BP・横浜新道
ルートが
通常8400円が2150円になって6250円お得。

次が行きの横浜から北陸道木之元インターまでで、7000円が1400円に
なって5600円の割引。

四国から大阪までが7550円が3200円で4350円割引。
九州自動車道は下関・天瀬高塚間が3300円が1000円で2300円引き。

等々、総額で36400円が12400円になり、24000円割り引かれた事に
なります。

ちなみに8000円分の還元ポイントを持っていたので高速代の実質出費
5000円弱で横浜から近畿・山陰・九州・四国と回れたんですよ。
いやあ、すごい!

もちろん通常でも通勤割引や深夜早朝割引がありますし、第一割引実施
前なら、こんなに無制限に高速を使うことはないんですが、やはり割引効果
はかなり大きかったですね。

10回位入ったり出たりしたので割引を狙うには効率的では無かったですが
相当旅の費用削減に貢献してくれました。

もっとも山陰は高速が途切れ途切れで区間も短いのでほとんど関係無かった
のは皮肉な所ですが。
四国内の移動も平日だったので割引の恩典を受けられなかったし。

でも旅の一番の節約ポイントは宿泊費でしょうね。
1泊目 世屋高原家族旅行村キャンプ場 1000円
2泊目 柳茶屋キャンプ場 無料
3泊目 琴ケ浜海岸(野宿) 無料
4泊目 油谷キャンプ場   1000円
5泊目 博多の人さん別荘  無料
6泊目 安心院家族旅行村  1780円(ここは高かったなあ) 
7泊目 観音寺市一宮海浜公園(野宿) 無料
8泊目 ホテル1-2-3天王寺  5200円

宿泊費合計=8980円  一泊平均=1123円
となりました。

食事にもあまり金をかけないので今回は相当安く上がりました。
今までなら往復のフェリー代を含めて約10万円くらいかかっているところ
ですが、半分ちょっとで収まりましたから。
贅沢をしなくてもあちこち旅をしたい自分には納得の旅と言えるでしょう。

どうせ今回の割引政策も後々に増税となってツケは払わされる事になるし
せめて上手に使って、微々たるものでも日本各地に経済効果をもたらす
ように今年は頑張る事にします。

 

 

 


 

 


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阿蘇 [山陰・九州・四国ツー2009]

九州のハイライトは阿蘇を走ること。
そんなリクエストに博多の人さんが色々と考えたルートで案内してくれました。

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阿蘇へのアプローチでもう雄大な景観にワクワクします。
これからあの山の向こうまでも走り倒すんですよ!

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今回、私はあとを付いて行くだけなので実に気楽です。
ただし650ccの立ち上がりの速さに荷物満載の私の400は若干
置いていかれ気味。
しかも後ろで走りながら写真撮ってるし(笑)

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大観峰に到着です。

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当然これは外せません。
さすがに濃厚な味で、ちと涼しかったけどウマかったです。

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スケールでかいわ!
ついでに風も強いわ!!

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気持ちいい~

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緩やかなコーナーと適度なアップダウンの連続

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一緒に走っているつもりでどうぞ

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天気もいいし最高だね

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米塚が見えてきました。
100m程の高さの火口跡ですが、ほんとにきれいな形。
中央にある線は境界線を決めるために人工的に作った土塁の跡だそうな。
現在は登山禁止になっているそうです。

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さていよいよ中岳の噴火口に向かいます。

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草千里の写真も走り優先であまり撮りませんでした(笑)

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トランザルプの2ショット

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火口目指して

ところが火山ガス発生中でロープウェイが運行中止!
ちょっと残念でした。

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阿蘇のカルデラの中は湧水が豊富です。

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白川水源

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砂を巻き上げて水が湧き出ています。
ここでペットボトルに水を汲んで帰りましたが、この水がまた実に美味しい。
もっと沢山持って帰れば良かったと後悔しました。

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続いてトンネル湧水に向かいます。
たくさんの鯉のぼりがお出迎え。

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このトンネルの中を入るには300円取られますが入ってみました。

立派なトンネルがずっと続いていますが、なんのために作られたトンネルなのか?
疑問に思ったまま奥へと進んで行きます。
中央に水路があり、その上に七夕飾りのようなイルミネーションが沢山飾られて
います。
コンテストが有って、その出品作が飾られているようです。

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500mほどで一番奥に到達。
水滴が珠になって止まったり逆流して見える不思議なオブジェがありました。

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奥の壁からは勢い良く水が噴き出ています。
ここは元々鉄道用に掘られたトンネルで、途中で出水のために工事中断した
ものを観光用に復活させたそうです。
まあ阿蘇の中ではマイナースポットですね。

トンネルを出たら急に雨がポツポツ来ましたが、カッパを着るほどでは無く
食事をしている間にほぼ雨も上がり、阿蘇の道路をたっぷりと走り終えて
博多の人さんと別れ、西椎谷の滝を目指しました。

阿蘇は一度と言わず何度も走ってみたいところですね。
きっと再び訪れるはずです。

 

 

 


 



 

 


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